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MR-16202互換にLCDモジュールを改良

 私のRZ-1には自作LCDを搭載していますが、SC1602BSを使った自作LCDの制御コマンドはroboBASICとは互換性がありませんでした。そこで、roboBASICのLCDのコマンドで動作するようにMR-16202に準拠させるように改良を検討しました。MR-16202はすでに購入できないようなので、自作される方がいれば便利なようにまとめてみました。

 基本としたLCDは「超ローコストRS232Cモニター」を参考にしたので、詳細はそちらを参照してください。

 今回、改良するために整理した命令語一覧表です。
LCD命令語表
 MR-16202と違う点は以下の通りです。
(1)CONTはハード対応していないので、カーソルのブリンク指定に変更する。数字は無視する。
(2)FORMATでは形式指定のみとする。桁数指定では記述する必要があるが有効桁数を表示する。

 16F628Aに書き込んですぐに使用できるようにASMファイルとHEXファイルを置いておきます。
 (修正点:LOCATE(y,x)をLOCATE(x,y)に修正しました。)
●16F628A用プログラム → lcd_2.asm(9KB)
●16F628A実行ファイル → lcd_2.hex(5KB)
●LCDテストプログラム  → LCD_test.bas(1KB)

 シリアルLCDモジュールの回路図(2011/7/28訂正)

シリアルLCDモジュールの回路図

 RZ-1にLCDを内蔵する場合には、設定変更しないのでDIP-SWは固定して部品を減らして軽量化する方がよいでしょう。

 LCDテストプログラムによる動作テスト(携帯電話で動画をとっているので、解像度と画質が悪い)

【画面の説明】
 左上の000表示で待機状態で、リモコンの1〜9のボタンを押すことによりLCDの動作テストをします。左上の表示は押されたキーの番号が表示されています。詳細は上記のLCDテストプログラムをご覧ください。
【追記】(2011/8/10)
 LCDの動作確認がとれたので、RZ-1に搭載されているLCDモジュールのPICマイコンのバージョンアップをしました。従来のモーションとの互換性を持たせるために、LCD制御コマンドは、従来のコマンド(&H12、&H13など)とMR-16202互換のコマンド(&H1B系)の両方が利用できるようにしてあるので、モーションプログラムの変更はしなくてもいいようになっています。
 PICマイコンは基板に半田付けしてあるので、丁寧に半田を吸い取りしてからはずしました。PICマイコンのバージョンアップをして、他のLCDモジュールで動作確認してから元の基板に半田付けして出来上がりです。
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    コメント
    picではなくAVRを使いたいのですが、ソースリストは、頂けませんでしょうか?
    • murauchi
    • 2016/03/29 10:52 PM
    失礼しました。 プログラムが記載されてました。 参考にさせて頂きます。
    • murauchi
    • 2016/03/29 10:54 PM
    murauchi 様

     古いPCのファイルから探してみました。
    かなり昔なので整合をチェックしておりませんが、
    16F628A用プログラムを追加で掲載しました。

    ファイルが見つかったようですが、参考にしてください。

    参考にしてください。
    • 管理人
    • 2016/03/30 8:58 AM
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